ホールフード協会 代表、タカコナカムラが伝えていること

「ホールフード とは」

ホールフードとは、直訳すると

「Whole(まるごと)」の「Food(たべもの)」

全体食から生まれた言葉です。

私たちは、健康で快適に暮らしを望むとき
「安全な食べもの」「自然のある暮らし」「豊かな水や森」を求めたいと思うでしょう。
「安全な食べもの」は、豊かな大地や水が必要です。農薬や化学肥料、ゴミの問題、毎日使う洗剤のこと、どんなエネルギーを使っていくのかも考えていく必要があります。
そのことを「Whole Food Life(ホールフードライフ)」という言葉で表現しています。
それを縮めて 
「Whole Food」と呼んでいます。

「Whole Food」というと
皮をむかない料理スタイル?
野菜をまるごと使うベジブロス?
白米はダメで玄米食べること?
肉も乳製品も食べていいんだって?
どれも違います。

Whole Food(ホールフード)は、自分の健康と同じように土や森の健康
川や海の健康、今、生きている私たちだけではなく、次の世代、その次の世代までできるだけ広く、遠く、未来まで考えていく暮らし方を表現する言葉です。
食も暮らしも農業も環境もみんな繋がっていることを
みなさんにわかってほしいと思います。
「わかっているけど、世の中って、そう変わらないよ」
いいえ、変わると思います。
いいえ、変わっています。
安全な食を作るには、ホンモノを作る生産者を支え、応援していくこと。
「ホンモノを買う」ということは、その作り手を応援することになります。
良いものを作り続けてくれる後押しになります。
食も暮らしも環境もまるごと考えていくことを私たちは、
Whole Foodという言葉で表現しています。

You are what you eat
あなたは食べたもので作られています。
何を食べるかはとても大切なことです。
その食べものがどうやって作られているのか、
野菜はどこでどのように栽培されているのか?
塩や醤油、味噌はどうやって作られているのか?
それを知ることから食べもの選びは始まります。

ネイティブアメリカンの寓話「私のできること」を知っていますか?
山火事が起こり、動物達が我先にと逃げています。
小さな一羽のハチドリだけが口ばしに水をつけて一生懸命に火を消そうとしています。 それをみた、動物たちは、「そんなことやっても無駄だよ。逃げおくれてしまうよ」と笑って逃げていくとき、ハチドリはこういいます
「これが私にできること」と。

「Whole Food(ホールフード)」を実践する人が増えれば
安全な食べものや豊かな環境が続いていく・・・
みなさんもWhole Foodでいきませんか?